自動精算機「MEDIREGIフル」|クリニック特化の自動精算機、セルフレジ

クリニック運営を変える!自動精算機導入の3つのメリットと成功事例

ここ数年、お店だけでなくクリニックや病院などの医療機関でも自動精算機を導入するところが増えてきました。

自動精算機を導入することで、スタッフの負担が軽減し患者さんの待ち時間を短縮できます。

ほかにも、現金の受け渡しが不要となることで感染症のリスクを減らせるなど、さまざまなメリットがあります。これにより、患者満足度の向上にもつながるでしょう。

この記事では、自動精算機をクリニックに導入するメリットや特徴、導入事例について紹介します。

導入を検討しているクリニックは、ぜひ参考にしてください。

自動精算機・釣り銭機の導入がクリニック運営を変える理由

クリニックでは人手不足が深刻化しています。

そこで、自動精算機や釣り銭機の導入が業務の効率化のカギとなります。

将来の人口予測によると、2050年までに15〜64歳の生産年齢の人口がさらに減少し、働き手が少なくなっていくと言われています。

これはクリニックでも例外ではありません。

自動精算機や釣り銭機の導入は、受付スタッフの負担が軽減できるため、限られたスタッフを診療や患者さんのケアに集中させることが可能となります。

また、お金の受け渡しのミスを回避でき、患者さんとの接触機会が減り感染症対策としても有効です。

たとえば、ある病院では自動精算機を導入した結果、会計の待ち時間が短縮され、患者満足度が向上しました。

これにより、病院の評判が改善し、新規患者数の増加にもつながっています。

こうした利点から、自動精算機は今後、医療機関にとって欠かせない存在になるでしょう。

クリニックに最適な自動精算機、その特徴は?

自動精算機は、以下のような医療現場のさまざまなニーズに応えられるでしょう。

  • キャッシュレス対応
  • 使いやすいデザイン
  • デジタル化された管理機能

これらを取り入れることで、業務の効率化につながります。

まず、クレジットカードやQRコード決済などのキャッシュレス決済といった支払いができるため、現金を持たない患者さんにも対応が可能です。

支払いと釣り銭の受け取りがスムーズになるため、スピーディーな精算が実現します。

さらに、使いやすい画面デザインが採用されています。

これにより、機械が苦手な方でも迷わず操作できる点も魅力です。

また、精算記録のデジタル化により、すべての取引履歴を簡単に確認できるため、トラブル防止や支払いの流れがわかりやすくなります。

このように、キャッシュレス対応、使いやすさ、デジタル化された管理機能を備えることで、クリニックの業務効率を向上するツールとして期待できます。

自動精算機導入でクリニックが得られる3つのメリット

自動精算機の導入による、クリニックのメリットは以下の3つです。

  • スタッフの負担軽減
  • 患者満足度の向上
  • 会計制度の向上

まず、スタッフの負担軽減があげられます。会計業務が自動化されることで、スタッフはほかの重要な業務に集中でき、業務効率が向上します。

医療事務の業務は煩雑になりやすいため、会計業務がなくなるメリットは大きいでしょう。

つぎに、患者満足度の向上が期待できます。

非対面で精算できるため、待ち時間の短縮と感染症対策の両面で安心感を与えることが可能です。

とくに待ち時間の短縮は、体調の悪い患者さんにとって満足度の向上につながります。

そして最後に、会計精度の向上の実現です。精算記録のデジタル管理により、手作業によるミスを防げます。

これにより、トラブル防止と業務の管理を簡単にできます。

こうしたことから、自動精算機は患者さんとクリニックの両方にメリットをもたらすといえるでしょう。

関連記事:自動精算機をクリニックに導入するメリット7選!費用負担を抑えて導入しよう

クリニックに自動精算機を導入する際のチェックポイント

実際の自動精算機の導入では、クリニックに最適な機種を選ぶためのポイントが5つあります。

番号

項目

内容

1

クリニックの規模に合う機種

クリニックに合ったスペックを選択

2

保険診療対応の確認

クリニックの場合は保険診療の対応が必須

3

メンテナンス体制の有無

不具合時の迅速な対応

4

患者層に合った操作性の確認

あらゆる世代に対応した簡単な操作性

5

既存システムとの連携

既存システムと連携できるかが重要

まず、規模に応じた機種選びが最優先です。

大規模なクリニックと小規模なクリニックでは必要な機能が異なります。

それぞれの規模に合った自動精算機を選択しましょう。

つぎに、保険診療に対応しているかを確認することも欠かせません。

医療機関に対応できる自動精算機を選ぶことが大切です。

さらに、長期的な運用を見据え、不具合が発生したときに迅速に対応できるメンテナンス体制が整っていることも重要なポイントです。

また、患者層に適した操作性を備えている点も見逃せません。

とくに高齢者が多いクリニックでは、簡単に操作できるデザインが求められます。

最後に、既存システムとの連携も考慮し、レセプトや電子カルテと統合できる機種を選ぶことが大切です。

これらを踏まえた選定がスムーズな運用につながります。

関連記事:自動精算機をクリニックで導入する4ステップ!実際の導入事例も紹介

自動精算機導入で成功した3つのクリニック事例

自動精算機の導入によって成功を収めた3つのクリニックの事例を紹介します。

都心部にある大規模なAクリニック

都心部にあり若年層やビジネスパーソンの患者が多く、診療後の時間短縮が重要な課題となっていたため、キャッシュレス決済に対応している機種を選びました。

これにより、キャッシュレス決済の比率が約60%に達し、現金管理コストの削減が実現しました。

とくに若年層の患者さんの利便性が向上し、患者満足度がアップし、良い口コミも1.8倍に増えるといった成果をもたらしています。

郊外にある中規模のBクリニック

高齢患者の割合が高く、従来の手動会計では長い待ち時間が大きな課題となっていました。

そこで、高齢の患者さんにも使いやすいように大きなボタンと簡単な表示を備えたタッチパネルのある自動精算機を採用し、また、午前の混雑する時間帯には専用のサポートスタッフを配置し、患者さんのスムーズな精算を支援しました。

これにより待ち時間が短縮され、スタッフの業務効率化も進み、残業も月間30%削減。導入後におこなった患者アンケートでは、約90%が「使いやすい」と回答し、患者さんからの信頼も高まりました。

個人経営の小規模なCクリニック

医師と少数のスタッフで運営しているため、受付業務の負担軽減が課題となっていました。

自動精算機を導入し、診療終了後に患者さんが直接精算できる体制を整え、紙幣・硬貨の自動投入機能や釣銭機能を搭載し、スタッフが釣銭を準備する手間を省きました。

また、精算後のレシートには次回診察の予約案内を自動で印刷する機能を追加。

結果として受付業務の負担が減り、患者さんの対応により多くの時間を割けるようになりました。

会計のミスが約87%減少という大きな成果につながり、クリニック全体の雰囲気もよくなっています。

自動精算機導入前に知っておきたいQ&A

自動精算機の導入を検討する際に気になる疑問をQ&A形式で解説します。

Q1:導入コストはどれくらい?

A:導入費用は機種や機能により異なりますが、小規模クリニックで100万〜300万円程度が目安です。

さらに、月々のメンテナンス費用も考慮する必要があります。

ただし、補助金制度を利用することで導入コストを抑えられる場合もあります。

関連記事:クリニック向け自動精算機の価格と導入のポイント

Q2:クレジットカードやQRコード決済は対応可能?

A:多くの最新機種がキャッシュレス決済に対応しています。

詳細は導入する機種の仕様を確認してください。

Q3:故障時の対応は?

A:ベンダーが保守契約を提供している場合、迅速な修理・代替機対応を受けられます。契約内容を事前に確認しましょう。

Q4:患者さんが操作を間違えた場合どうなる?

A:トラブル時にはスタッフが対応しやすいよう、操作ガイドの設置や音声案内機能を活用することでスムーズに対処できます。

まとめ「自動精算機でクリニックの未来を変える」

自動精算機の導入は、クリニックの業務効率化と患者満足度向上に大きく貢献します。

キャッシュレス決済対応や直感的な操作性により、患者さんの利便性が高まり、スムーズな会計が可能です。

また、受付スタッフの業務負担の軽減により、スタッフはほかの重要な業務に集中できる環境を整えられます。

このように、自動精算機を適切に導入し、運用体制を整えることが、これからのクリニック運営の成功につながるポイントといえます。

MEDIREGI-セミ」は、簡単操作と迅速な処理が特長で、待ち時間の短縮や精算ミスの防止に貢献します。ぜひお気軽にお問い合わせください。

著者PROFILE

スマートクリニック事業推進室長 原拓也
スマートクリニック事業推進室長 原拓也
医療機器メーカー営業としてキャリアをスタートした後、医療ITベンチャーにて生活習慣病向けPHRサービスのプロダクトマーケティング責任者をはじめ、メルプWEB問診の事業責任者を経験。その後、クリニック専用の自動精算機・自動釣銭機の商品の企画・開発を手がけ、現在は「医療を便利にわかりやすく」をミッションにスマートクリニックの社会実装に向け同事業の企画・推進を担当。