自動精算機「MEDIREGIフル」|クリニック特化の自動精算機、セルフレジ

クリニック開業における最適なレジ選び:自動精算機の導入ポイント

クリニックの開業に際して「レジはどうしたらいいの?」「運営の仕方によってレジのタイプでどう変わる?」といった疑問はありませんか。

クリニックでは、患者さんの満足度向上やスタッフの業務効率化を図るために、適切なレジの導入は欠かせません。

会計業務の自動化は、患者さんの待ち時間の短縮やスタッフの負担軽減につながり、クリニック運営の質を高める効果が期待できます。

この記事では、クリニックに最適な自動精算機の選び方や導入時に考慮すべきポイントについてくわしく解説します。

クリニック開業におけるレジ選びの重要性

クリニックを開業する際のレジの選定は、患者さんの満足度向上や効率的な業務運営において重要です。

たとえば、自動精算機を導入することで患者さんと受付スタッフがかかわる時間が短くなります。

患者さんは支払いを待つことなく会計が完了するため、患者満足度の向上が期待できます。

ある調査によると、患者さんの73%が会計の待ち時間にストレスを感じており、自動精算機はこの問題を解決する有効な手段となるでしょう。

また、レジの導入で会計業務を効率化でき、受付スタッフの負担も軽減されます。

これによりスタッフは患者さんの対応に注力できるため、院内全体のサービス向上につながります。

開業当初から適切なレジが導入されていれば「会計が早い」と患者さんが利便性を感じ、クリニックの評判にもつながるでしょう。

スタッフの業務効率化があらかじめ保障されていることから、求人応募やスタッフの定着にも役立ちます。

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クリニックに求められるレジ機能とは?

クリニックに必要なレジの機能としては、主に以下が挙げられます。

  • 基本機能とクリニック特有の機能
  • 患者情報管理との連携

クリニックに必要な機能が備わったレジを導入することで、スムーズな運営が実現できます。

基本機能とクリニック特有の機能

クリニックのレジには、現金やクレジットカード、電子マネーといったさまざまな支払い方法に対応する基本機能が必須です。

医療費を現金で支払う理由としてもっとも多いのが「医療機関がクレジットカードに対応していない」(71.6%)であることが、ある調査で明らかになりました。

この回答には、医療機関がクレジットカードに対応していないから仕方なく現金で払っている、ということが背景として推測され、患者さんが会計で不便さを感じる可能性があります。

そのため現金以外の支払い方法が可能であれば、患者さんの会計時の負担が減り、満足度も向上するでしょう。

また、診療内容にもとづいた精算やレセプトシステム(診療報酬明細書作成システム)とのスムーズな連携も求められます。

たとえば従来のレジでは、受付スタッフが手作業で診療内容や保険適用の有無を確認し、このレセプトをもとに医療費の計算をしていました。

そのため、会計処理に時間がかかっていました。

一方で、自動精算機は、診療内容が自動的にレジと連携されて金額を自動で計算できます。受付スタッフが金額を確認する手間が減り、会計処理が短縮されます。

医療費の計算や保険の対応が効率的におこなわれ、正確かつ迅速な会計処理が可能です。

患者情報管理との連携

患者情報がレジと自動で共有されることで、受付スタッフの負担軽減と患者さんの待ち時間短縮につながります。

たとえば、診療内容や保険適用の情報がレジに自動で反映されると、スタッフが個別に入力する必要がなくなり、会計の手間とミスをするリスクが減るでしょう。

会計に必要な情報がレジに反映されるため、患者さんは会計待ちの時間をほとんど気にせずに済むようになります。

患者情報と連携できるレジの導入により、患者さんはシンプルで迅速な会計手続きを受けられ、クリニック全体の効率化とサービス向上に役立ちます。

患者さんの利便性が高まり、スタッフの業務も簡略化されることで、より質の高いサービス提供が実現できるでしょう。

POSレジと自動精算機の特徴と選び方

クリニックにおける会計業務の効率化を図るためには、POSレジと自動精算機の特性を把握することが重要です。

クリニックの規模や運営方針に応じてレジを選択することで、患者さんへのサービス向上やスタッフの業務負担を減らすことにつながるためです。

POSレジと自動精算機の特徴、費用についてくわしく解説します。

POSレジ vs 自動精算機

POSレジと自動精算機は、以下の異なる特徴を持っています。

レジの種類

POSレジ

自動精算機

機能

・受付管理や売上追跡、在庫管理など多機能

・小規模クリニック向け

・混雑時でも効率的な会計処理を実現

・大規模クリニックでの支払いを簡略化

メリット

・操作が簡単

・優れたコストパフォーマンス

・手動入力によるエラーが減少

・多様な支払い方法に対応

・スタッフ不足の問題を緩和

それぞれの特徴を理解し、クリニック規模や患者数に応じた最適なシステムを選ぶことが重要です。

費用面での比較

POSレジと自動精算機の導入コストを比較すると、一般的に自動精算機の方が高額になります。

POSレジの初期費用は、基本的なシステムで0円~100万円程度が相場です。

レジタイプや導入方法によって費用は異なりますが、無料で導入できる場合もあります。

また準備するハードウェアとして、おもに以下が必要です。

  • タブレットや専用端末
  • バーコードスキャナー
  • キャッシュドロアー
  • レシートプリンター

これらの機器一式の価格は約15万円といわれています。

POSレジは月額利用料が発生しますが、最近では初期費用や月額費用が無料で利用できるサービスも増えています。

一方、自動精算機の導入コストは、初期費用で200万円〜450万円程度が一般的です。

自動精算機の場合、定期的なメンテナンスが必要であり、一般的な保守費用は月額約5万円です。

POSレジは初期投資が比較的低くおさえられるため、小規模なクリニックでは導入しやすい選択肢でしょう。

自動精算機は初期投資とランニングコストが高めですが、業務効率化や顧客満足度向上に貢献できるため、長期的な効果が見込まれます。

業務効率化へのメリット

さまざまな機能を備えたレジの導入によって業務効率化が図れると、クリニックには以下のようなメリットが得られます。

  • 患者さんとスタッフの時間短縮
  • 安全なデータ管理

適切なレジを取り入れるメリットを理解し、導入の一歩を踏み出しましょう。

患者とスタッフの時間短縮

適切なレジの導入でキャッシュレス決済やスマホ連携が可能になり、支払いが短時間で完了します。

混雑がピークに達してもレジによって自動会計されるため、患者さんの待ち時間が長くなりづらいです。

受付や精算プロセスの自動化は、受付スタッフの業務量を減らし、手動での計算ミスやレセプトの入力ミスなどのヒューマンエラーの減少にもつながります。

そのため、患者さん一人ひとりに対して質の高いサービスを提供できる環境を整えることができます。

受付や精算の時間短縮につなげるためには、受付スタッフがシステムを熟知していなければなりません。

導入するレジに応じたスタッフトレーニングが充実していれば、システムの使い方を迅速に習得でき、早い段階で業務を安定化することができます

クリニックのオープン前にスタッフ教育をおこなうのも、対策のひとつでしょう。

安全なデータ管理

新しいレジが導入される際には、電子カルテやレセコンとの連携を検討しましょう。

たとえば電子カルテと連携したレジでは、セキュリティの高いサーバーに患者情報が一元管理されます。

データの漏洩や不正アクセスのリスクが低減し、患者情報を安全に管理できます。

万が一のシステム障害時にも、バックアップデータから迅速に復旧できるため、業務の中断が短時間で済むでしょう。

電子カルテやレセコンとの連携を通じて、データの安全性が確保されることが、新しいレジを導入するメリットです。

関連記事:自動精算機をクリニックで使うメリット7選!患者満足度を向上させよう 

選定時のポイントと注意点

レジを選定するときは、設置スペースとサポート体制を重視しましょう。

たとえば、カウンターが狭すぎると患者さんの受付や支払いの際に混雑が生じ、スムーズな対応が難しくなります。

患者さんやスタッフの導線を把握し、導入予定のレジのサイズや配置を考慮しましょう。

また、レジ導入後に不具合が発生した場合、患者さんや受付スタッフの混乱を避けるために迅速な対応が必要です。

24時間対応のカスタマーサポートやサポートセンターの設置状況など、トラブル発生時の対応を確認しておきましょう。

実際の事例で、復旧までどれほど時間がかかったかを聞いておくとより安心です。

関連記事:自動精算機をクリニックに導入するときのトラブル6つ!対処法を知り活用しよう 

MEDIREGIセミの特徴とおすすめポイント

MEDIREGIセミのおもな特徴は、以下のとおりです。

  • 自動釣銭機能:スタッフの精算対応を簡略化しミスを防止
  • レセプトシステムとの連携:バーコード読み取りによる効率的な請求処理
  • 業務の自動化・効率化:釣り銭の補充や売上金の出金、売上管理を自動化
  • 専門スタッフによるサポート:導入時の立ち会いやレクチャーで運用を支援

MEDIREGIセミは、クリニックの業務効率化と患者満足度向上に特化したシステムです。

そのため、レジ締めに時間がかかって毎日残業が発生したり、会計の待ち時間が長くてクレームが起きたりする事態を防げるでしょう。

導入時には専門スタッフによるサポートがあり、運用が定着するまでしっかりと寄り添ってくれるため安心して導入できます。

クリニックやスタッフ、患者さんにとってもよりよい環境になることを支援します。

まとめ:効率的で使いやすいレジの導入でクリニック運営をサポート

クリニック開業におけるレジ選びは、受付スタッフの業務効率化と患者満足度の向上に直結します。

開業の際は、レジの機能性や操作性、サポート体制を重視し、長期的な運営視点で導入を検討することが大切です。

クリニックに合った適切なレジは、スタッフの負担軽減と患者サービスの向上をもたらし、クリニックの評判の向上にもつながります。

慎重な選定と導入により、質の高いクリニック運営が実現できるでしょう。

MEDIREGIセミでは、無料相談を受け付けております。

システムについてくわしく知りたい方は、お気軽にお問い合わせください。

著者PROFILE

スマートクリニック事業推進室長 原拓也
スマートクリニック事業推進室長 原拓也
医療機器メーカー営業としてキャリアをスタートした後、医療ITベンチャーにて生活習慣病向けPHRサービスのプロダクトマーケティング責任者をはじめ、メルプWEB問診の事業責任者を経験。その後、クリニック専用の自動精算機・自動釣銭機の商品の企画・開発を手がけ、現在は「医療を便利にわかりやすく」をミッションにスマートクリニックの社会実装に向け同事業の企画・推進を担当。