自動精算機をクリニックで使うメリット7選!患者満足度を向上させよう|自動精算機・セルフレジ「MEDIREGIフル」

自動精算機をクリニックで使うメリット7選!患者満足度を向上させよう

「スタッフの会計業務の負担を改善したい」
「患者さまの会計の待ち時間を短くしたい」

このように悩んでいるクリニックはありませんか?

自動精算機をクリニックに導入すると、患者さまだけではなくスタッフにもメリットがあります

自動精算機をクリニックに導入するメリットやデメリットのほかに、自動精算機の使い方を解説します。この記事が、患者満足度を向上させたいというあなたの思いを助けるきっかけになれば幸いです。

 

 

自動精算機をクリニックに導入するメリット4選【患者さま】

ここでは、自動精算機をクリニックに導入することで患者さまが感じるメリットを紹介します。

  • 感染対策の徹底
  • 患者さまの会計への要望を実現
  • 患者さまのストレス軽減
  • 外国人の患者さまにスピーディーな会計を提供

それぞれのメリットをみていきましょう。

 

感染対策の徹底|非接触による会計

自動精算機をクリニックの導入により、非接触での会計を実現できることが患者さまのメリットのひとつです。

というのも、コロナ禍で非接触が求められるようになり、患者さまの感染対策への意識も高まったためです。

例えば、自動精算機で金銭を受け渡したり、領収書や明細書を渡したりできるため、スタッフとの接触の機会を減らせます。自動精算機を活用すると、患者さまとクリニックのスタッフ、双方が安全かつ安心して利用できるでしょう。

さらに、実際の医療現場で「いろんな人が触るお金は汚い」「お金や人の手に触れたくない」と考える患者さまが増えたとの声があります。自動精算機をクリニックに導入すると、こういった患者さまの要望にも答えられます。

 

患者さまの会計への要望を実現|キャッシュレス決済への対応

近年では、国の事業としてキャッシュレス決済の普及を推進しています。

クレジットカードや電子マネーのほかに、QRコード決済などでの会計を希望する患者さまが増えている一方で、対応できていない現状があります。以下の表は、キャッシュレス決済で会計をしたいものの、利用できない場所を調査した結果です。

場所 割合
1位 病院・診療所 29.6%
2位 歯科診療所 24.5%
3位 スーパーマーケット

23.9%

4位 役所・自治体等

19.2%

出典元:キャッシュレス・ロードマップ 2020|一般社団法人 キャッシュレス推進協議会

キャッシュレス決済が利用できない場所として「病院や診療所」が29.6%で1位となっており全体の3割を占めます。

歯科診療所を含めると5割以上が医療機関です。この問題を放置すると、患者さまからの悪い口コミの投稿やリピート率の低下につながる恐れがあります。

自動精算機をクリニックに導入すると、患者さまの待ち時間を短縮できるだけではなく、要望に寄り添った会計を実施できるでしょう。

 

患者さまのストレス軽減|待ち時間の短縮

自動精算機をクリニックに導入するメリットのひとつは、患者さまのストレスを軽減できることです。

患者さまの多くは待ち時間にストレスを感じている現状があり、自動精算機の導入により解消できる可能性があるためです。

厚生労働省の調査によると、患者さまの68.9%が医療機関に「待ち時間の短縮」を要望しています。実際の医療現場でも、会計の待ち時間のクレームはよく聞かれ、トラブルに発展するケースもあります。

自動精算機を導入すると、会計業務がスムーズになるため会計の待ち時間や支払いの時間を短縮できます。

さらに、患者さまの満足度の向上が期待できるため、クリニックに通い続けるきっかけになるかもしれません。

 

外国人の患者さまにスピーディーな会計を提供|外国語機能の搭載

外国語機能により外国人の患者さまにスピーディーに対応できることが、自動精算機をクリニックに導入するメリットです。

厚生労働省の調査によると、2020年に外国人患者の受け入れをおこなった医療機関は全体の53.6%でした。外国の患者さまの受け入れを整備するために、マニュアルを作成したり医療コーディネートの配置を進めたりなど、国が政策に取り組んでいます。

ただし、先述した資料によると全体の9割の医療機関で外国人患者の受け入れの整備が不十分である現状です。

外国語表示を選べる自動精算機は、外国の患者さまがボタンを押すだけで外国語の表示にできたり外国語でのアナウンスができたりします。

自動精算機をクリニックに導入すると、外国の患者さまの受け入れ体制を整える一助になる可能性があります。

一般的な会話よりも医療系の外国語は難しく、外国語ができないスタッフにとって言葉が通じないというストレスを軽減できるでしょう。

 

自動精算機をクリニックに導入するメリット3選【クリニック・スタッフ】

クリニックスタッフの写真

自動精算機を導入するメリットを実感できるのは患者さまだけではありません。クリニックやスタッフにもメリットがあります。

  • お金の受け渡しミスの軽減
  • スタッフの負担軽減
  • スタッフの定着化

クリニックやスタッフのメリットを詳しく解説します。

 

お金の受け渡しミスの軽減|正確な会計業務

自動精算機をクリニックに導入するメリットのひとつが、お金の受け渡しミスの軽減です。

スタッフが会計をすると人的なミスがつきもの。会計が正確でなければ、患者さまがクリニックに不信感を抱く恐れがあります。

自動精算機をクリニックに導入すると正確な会計業務を行えるため、患者さまから信頼されトラブルが起こりにくいでしょう。

 

スタッフの負担軽減|会計業務の効率化

クリニックに自動精算機を導入するとスタッフの負担を軽減できます。クリニックの会計業務は、以下のような流れでおこないます。

これまで 自動精算機を導入
①金庫から準備金を持ち出し

①金庫から準備金を持ち出し

②準備金を計算

②釣り銭をセット

③毎日銀行に行き両替

④午後の診療のために釣り銭を補充

⑤売上金・釣り銭を確認

③売上金・釣り銭を確認

⑥日計表の作成

④日計表を自動で出力

⑦レジ締め

⑧翌日の釣り銭の準備

⑤翌日の釣り銭の準備

⑨金庫に準備金を格納

⑥金庫に準備金を格納

自動精算機をクリニックに導入するメリットは、これら会計の手間が少なくなるだけではありません。

「レジ締め」の負担軽減を実現できるのです。このレジ締めを負担に感じているスタッフは少なくありません。

というのも、レジ締めで誤差が出ると、その日の全会計からミスした会計を探し出し、誤差を修正しなければならないためです。

クリニックには1日に何百人と患者さまが来院するため、この中からミスを見つける作業にスタッフはかなりのストレスを感じます。

「誤差が出るかもしれない」というストレスがなくなるだけでもスタッフの負担を軽減でき、精神的な余裕が生まれるため患者さまに笑顔で対応できるでしょう。

関連記事:クリニックのレジ業務を効率化するためのおすすめポイント 

スタッフの定着化|人件費の削減

人件費の削減も自動精算機をクリニックに導入するメリットです。クリニック経営においてコストの削減は欠かせません。

受付のスタッフには、主に以下の業務があります。

  • 患者さまのチェックイン
  • 保険証の確認
  • 会計

仮に、それぞれ1人ずつ受付のスタッフを必要とすると、1日で1人分、1ヶ月で20人以上の人件費の削減です。

会計の業務を自動精算機が担うため受付の人員を減らせます。コストの削減につながり、その結果としてスタッフが定着できる施策にコストをかけられます。

さらに、スタッフの採用に悩むクリニックは多いです。スタッフが定着できると、この悩みを解決でき熟練したスタッフばかりとなるため、安定したクリニック経営ができるでしょう。

 

自動精算機をクリニックで導入するデメリット

クリニックのバインダー

自動精算機をクリニックに導入するには、以下のデメリットもあります。

  • 未会計の患者さまに気づきにくい
  • 領収書や紙幣が詰まる

受付でスタッフが会計をする際には「◯◯さま」と呼び会計をするため、仮に患者さまが帰り不在である場合でも気づきやすいです。

ですが、自動精算機での会計は、会計作成の完了の呼び出しもデジタル化されていることが多く未会計の患者さまに気づけません。そのため、クリニックによっては2ヶ月に1回程度、未会計の患者さまを洗い出し請求することもあります。

また、自動精算機のサイズが大きくクリニックに設置できないデメリットもあります。最近のクリニックであれば自動精算機を置くことを想定して建てられていますが、ひと昔前のクリニックは自動精算機を置くスペースがありません。

というのも、自動精算機のサイズは大きく奥行きもあるためです。小型の自動販売機くらいのイメージです。

ただし「MEDISMA-レジ」は、置き場に困らないコンパクトなサイズにデザインされています。横幅53cm、奥行き34.5cmとクリニックに特化したスリムなボディであるため、限られたスペースやカウンターでも設置可能です。自動精算機の専用台もあるため、置き場のないクリニックにも置けます。

さらに、サポート体制も充実していることから領収書や紙幣が詰まったり、そのほかにトラブルが発生したりしたときにも安心して対応できるでしょう。

関連記事:クリニックにおける自動精算機のデメリットとその解消術 

自動精算機のクリニックでの使い方

最後に、クリニックでの自動精算機の使い方を解説します。

手順

診察券を挿入、もしくは患者さまごとのQRコードやバーコードを読み込ませる

自動精算機が患者さまの情報を認識し、医療費が表示される

現金・クレジットカード・電子マネーなどの支払い方法で医療費を支払う

領収書・診療明細書・お釣りを受け取る

自動精算機をクリニックに導入すると、たった4ステップで会計できます。スタッフや患者さま、いずれにおいてもストレスなくスムーズな会計を実現できるでしょう。

関連記事:自動精算機をクリニックで導入する4ステップ!実際の導入事例も紹介 

 

まとめ

自動精算機をクリニックに導入すると、患者さまのみならずスタッフにもメリットがあります

スムーズな会計の実現により患者さまの満足度が向上するだけではなく、業務を効率化できます。さらには「会計をミスしてしまうかもしれない」といったストレスを軽減できるでしょう。

MEDISMA-レジ」は、クリニックに導入しやすいように設計された自動精算機です

家族の会計をまとめたり、釣り銭取り忘れアラート機能があったりするため、高齢の患者さまにとっても安心して利用できるでしょう。

MEDISMA-レジは多くのクリニックに選ばれています。無料相談を実施しているため、導入を検討しているクリニックはまず登録して相談してみてください。

 

【参考文献・サイト】

医療現場における診療費の支払いに関する意識調査

医療に関する国民意識調査|厚生労働省

令和2年度医療機関における外国人患者の受入に係る実態調査について|厚生労働省

著者PROFILE

スマートクリニック事業推進室長 原拓也
スマートクリニック事業推進室長 原拓也
医療機器メーカー営業としてキャリアをスタートした後、医療ITベンチャーにて生活習慣病向けPHRサービスのプロダクトマーケティング責任者をはじめ、メルプWEB問診の事業責任者を経験。その後、クリニック専用の自動精算機・自動釣銭機の商品の企画・開発を手がけ、現在は「医療を便利にわかりやすく」をミッションにスマートクリニックの社会実装に向け同事業の企画・推進を担当。