小型の自動精算機をクリニックに導入するメリット5選!卓上タイプの価格

小型の自動精算機をクリニックに導入するメリット5選!卓上タイプの価格

「小型の自動精算機をクリニックに導入するメリットは何?」「卓上タイプの自動精算機の価格を知りたい」

限られたスペースで自動精算機導入を検討されている方にとって、これらの内容は気になるところです。

小型の自動精算機は、会計時のスタッフの業務負担を軽減できたり、設置しやすかったりするなどのメリットがあるため需要が高まっています。

この記事では、小型の自動精算機をクリニックに導入するメリットや卓上タイプの価格について紹介します。

小型の自動精算機を導入を検討しているものの、実際のメリット等について詳しく知りたいという方の参考となれば幸いです。

小型の自動精算機をクリニックに導入するメリット5選

まずは、小型の自動精算機をクリニックに導入するメリットを紹介します。

  1. 配置を柔軟に変更できる
  2. 設置するコストを削減できる
  3. メンテナンスがしやすい
  4. 価格が抑えられる可能性がある
  5. 限られた受付スペースでも設置可能

1.配置を柔軟に変更できる

クリニックに小型の自動精算機を導入するメリットの一つは、配置を柔軟に変更できる点です。

小型の自動精算機はコンパクトな設計のため、スペースの限られた受付カウンターや待合室にも設置可能です。

必要に応じて配置場所を変更できるため、患者さまの動線を最適化し業務効率を高めることができます。

また、新しいサービスや機器の導入、レイアウト変更の際にも自動精算機は簡単に移動できるため、クリニックの運営方針などにも柔軟に対応できます。

2.設置するコストを削減できる

小型の自動精算機は、そのコンパクトな設計により設置スペースを最小限に抑えられ、複雑な設置工事を必要としない場合が多いです。

これにより、設置にかかる工事費用や時間を節約できます

また、卓上タイプの自動精算機は初期投資も比較的低く抑えられるため、予算に限りがあるクリニックでも導入しやすいのが特徴です。

結果として、自動精算機の導入コストを抑えつつ患者さまへのサービス向上と業務の効率化を実現できるでしょう。

3.メンテナンスがしやすい

小型の自動精算機は、その構造がシンプルであるため、トラブルが発生した際の対応が迅速におこなえます

とくに、内部構造が直感的に理解できるため、簡単なメンテナンスや清掃はスタッフ自身で実施でき、専門業者に依頼する頻度を減らせるかもしれません。

さらに、多くの小型の自動精算機はモジュール化されており、故障した部分だけを交換できます。

このような特性により、メンテナンスがしやすくクリニックの運営において大きな利点となるでしょう。

4.価格が抑えられる可能性がある

大型機に比べて、小型の自動精算機は製造コストが低いため、購入費用を抑えられます

設置スペースが小さく、改装工事がほとんどかからず初期投資を削減できます。

小型の自動精算機の価格が抑えられることは、クリニックの経営にとってメリットになりますよ。

5.限られた受付スペースでも設置可能

多くのクリニックは受付や待合室のスペースが限られており、大型の設備を設置する余裕がありません。

しかし、小型の自動精算機であれば、そのコンパクトな設計により、受付カウンターやデスクの上など、わずかなスペースにも設置可能です。

これにより、クリニク全体のスペースを有効活用し、患者さまの動線を確保しながらスムーズな会計処理が実現できます。

限られたスペースでも設置できることは、小型の自動精算機の大きな魅力でありクリニックの運営の効率化を向上させる重要なポイントになります。

さらに、関連記事でも自動精算機を使うメリットについて解説しているため、患者満足度を向上させたいクリニックのスタッフの方は参考にしてください。

関連記事:自動精算機をクリニックで使うメリット7選!患者満足度を向上させよう

小型の自動精算機をクリニックに導入するデメリット

次に、小型の自動精算機をクリニックに導入するデメリットを解説します。

  • 受付業務を妨げる可能性がある
  • 釣り銭切れの対応回数が増える恐れがある

それぞれのデメリットをみていきましょう。

受付業務を妨げる可能性がある

クリニックに小型の自動精算機を導入する際、受付業務を妨げる可能性がある点に注意が必要です。

自動精算機の設置場所によっては、受付カウンターのスペースを圧迫し、スタッフの動きが制限されることがあります。

とくに、狭い受付エリアでは、精算機の設置によってスタッフ同士の連携が取りにくくなることが考えられます。

また、機械の操作に不慣れな患者さんがいる場合、逆にスタッフの手間が増えたり、受付前のスペースが狭くなったりする場合もあります。

小型の自動精算機を導入する前にスペースの確保やクリニックに合ったサイズの選定、スタッフの動線をしっかりと検討し、適切な設置場所を選ぶことが重要です。

このようなデメリットを把握し、対策を講じることで、自動精算機の効果的な運用が可能となるでしょう。

釣り銭切れの対応回数が増える可能性がある

小型の自動精算機をクリニックに導入する際、釣り銭切れの対応回数が増える可能性があります

これは、機械の小型化にともない、釣り銭を保管するスペースが限られるからです。

患者さまの来院数が多いクリニックでは、釣り銭の補充や交換作業が増え、スタッフの負担が増すケースがあります。

釣り銭切れが発生すると、患者さまに不便をかけるだけでなく、急な対応が必要となり受付業務に支障をきたす可能性もあります。

そのため、自動精算機を導入する前に、釣り銭管理の方法や頻度を確認したうえで対策を講じることが大事です。

これにより、スムーズな運用が可能となり、クリニックの業務効率を保てます

さらに、下記の記事では自動精算機のデメリットとその対策とともに、選ぶコツについても紹介しているのでぜひ参考にしてください。

関連記事:自動精算機をクリニックに導入する6つのデメリット!選ぶコツも解説

自動精算機のタイプ

自動精算機には大きく分けて以下2つのタイプがあります。

  • 卓上型
  • 自立型

それぞれのタイプの特徴を押さえて、クリニックに合った自動精算機の導入を進めてください。

卓上型の自動精算機

卓上型は、クリニックでの導入に適した自動精算機です。

このタイプの自動精算機は、小型でコンパクトな設計が特徴で限られたスペースでも設置が可能です。

また、操作が簡易的であるため、患者さまもスムーズに利用できるでしょう。

自立型の自動精算機

自立型は、高機能を備えた自動精算機です。

広いクリニックや待合室に適しており、患者さまが自由にアクセスできる位置に設置することで、利便性の向上が期待できます。

広いスペースでの自動精算機の設置を検討しているクリニックでは、業務の効率化や患者さまの快適性の向上を目的に、自立型も視野に入れることをお勧めします。

小型の自動精算機の価格相場

一般的に、小型の自動精算機の価格は、20万円程度のものから500万円を超えるものまであります。

価格は機能やブランド、設置オプションなどによって異なります。

基本的なモデルでは、シンプルな操作パネルと機能が備わっており比較的、低価格で導入できます

一方で、最新の機能や多言語対応、顧客管理機能などさまざまな機能を搭載した高機能モデルは、価格が高めになります。

コストを抑えつつも、必要な機能が揃っているモデルを選ぶことで、クリニックの予算に合わせた最適な導入が可能です。

導入を検討する際は、機能と価格のバランスを見極めることが重要です。

クリニック向けの自動精算機の価格や導入のポイントについては、下記の記事で詳しく解説しているので、こちらを参考にしてください。

関連記事:クリニック向け自動精算機の価格と導入のポイント

小型の自動精算機がおすすめのクリニック

ここでは、小型の自動精算機がおすすめのクリニックの特徴を紹介します。

  • 小規模のクリニック
  • 患者さまの待ち時間を減らしたいクリニック

会計業務の人的ミスを防止したいクリニック

小規模のクリニック

小規模のクリニックにおいて、小型の自動精算機は効果的です。

小型の自動精算機は、コンパクトでありながらクリニックに必要な機能を備えており、患者さまの精算作業をスムーズにおこなえます

さらに、小規模クリニックではコストは重要な要素となります。

小型の自動精算機は価格も抑えられ、導入しやすい利点があります。

自動精算機の導入を検討する際は、クリニックのスペースとニーズに適応したモデルを選ぶことが重要です。

患者さまの待ち時間を減らしたいクリニック

患者さまの待ち時間を短縮したいクリニックにも小型の自動精算機は有効です。

待合室での混雑や受付での長時間の待機は、患者さまにとってストレスの原因です。

実際に、厚生労働省の調査によると診察前の待ち時間が長い患者さまほど不満を感じており、その割合は23.9%です。

この状況に加えて、会計での待ち時間が発生することでクレームに発展するリスクがあります。

小型の自動精算機を導入することで、患者さま自身が簡単に精算をおこなえるため、受付の効率が大幅に改善されます。

これにより、待ち時間を短縮し患者さまの満足度が向上します。

自動精算機の導入により、受付業務の効率化とともに患者さまに快適な診療を提供できるでしょう。

会計業務の人的ミスを防止したいクリニック

会計業務における人的ミスを防止したいクリニックにも、小型の自動精算機は有効です。

スタッフの手動での会計処理では、入力ミスや計算ミスが発生しやすく、これが患者さまやスタッフの負担となるからです。

自動精算機を導入することで、これらのミスを最小限に抑えることが可能であるため、スタッフのストレス軽減も期待できます。

まとめ

小型の自動精算機を導入することは配置を柔軟に変更できたり、設置するコストを削減できたりなどのメリットがあります。

また、大型の自動精算機に比べると、導入の価格を抑えられるため、規模が大きくないクリニックで導入しやすいのではないでしょうか。

MEDIREGI-セミは卓上タイプの自動精算機であり、導入コストを抑えて設置できます。サポート体制も充実しているため、安心して運用できるでしょう。まずはお気軽にご相談ください。

参考サイト・文献

「令和2(2020)年受療行動調査(概数)の概況」|厚生労働省

 

著者PROFILE

スマートクリニック事業推進室長 原拓也
スマートクリニック事業推進室長 原拓也
医療機器メーカー営業としてキャリアをスタートした後、医療ITベンチャーにて生活習慣病向けPHRサービスのプロダクトマーケティング責任者をはじめ、メルプWEB問診の事業責任者を経験。その後、クリニック専用の自動精算機・自動釣銭機の商品の企画・開発を手がけ、現在は「医療を便利にわかりやすく」をミッションにスマートクリニックの社会実装に向け同事業の企画・推進を担当。