自動精算機を歯科クリニックに導入する価格とは?4つのメリットも解説|自動精算機「MEDIREGI」

自動精算機を歯科クリニックに導入する価格とは?4つのメリットも解説

「自動精算機を歯科クリニックに導入したいけど価格がわからない」「小さい歯科クリニックにも自動精算機は置けるの?」

このように悩んでいる歯科クリニックはありませんか?

自動精算機を歯科クリニックに導入すると、会計の待ち時間を短縮できたり、会計ミスを防げたりなどのメリットがあります。

ただし、自動精算機を置くスペースが限られていたり、自身の歯科クリニックに合っているかわからなかったりするでしょう。

そこでこの記事では自動精算機を歯科クリニックに導入する際の価格やメリット、選ぶ際のポイントを解説します。ぜひ、最後までみてくださいね。

 

 

自動精算機を歯科医院に導入するときの価格

自動精算機を歯科医院に導入するときにかかる費用は、本体の価格にくわえてメンテナンスや保守点検などのランニングコストがかかります。

一般的に、自動精算機の相場は1台200〜400万円台。これに月5万円くらいのランニングコストがかかります。

ただし、導入するメーカーにより価格は異なります。

さらに、購入して導入するのではなくレンタルやリースで導入したり、補助金や助成金を使ったりすることで費用を抑えられる可能性があります。

関連記事:クリニックの自動精算機・セルフレジ導入における補助金活用-その種類と留意点

 

自動精算機を歯科クリニックに導入するときのメリット

ここでは、自動精算機を歯科クリニックに導入するときの以下のメリットを紹介します。

  1. 会計の待ち時間を短縮できる
  2. 会計ミスを防げる
  3. 感染を予防できる
  4. スタッフの業務を負担軽減できる

それぞれのメリットをくわしくみていきましょう。

1.会計の待ち時間を短縮できる

自動精算機を導入するとこれまでの会計の業務手順のムダを削減できるため、会計の待ち時間を短縮できます

というのも、歯科クリニックの受付の業務は煩雑になりやすいですが、自動精算機があると会計や金銭の授受まで一括で対応できるためです。

素早く、かつ正確な会計業務ができるため、スムーズな会計業務を実現できます。

さらに、キャッシュレス決済に対応している自動精算機であると、現金での精算よりもスピーディーにできるでしょう。

会計の待ち時間を短縮できると、患者さまのストレスが軽減され満足度の向上につながります。

関連記事:自動精算機をクリニックで使うメリット7選!患者満足度を向上させよう

2.会計ミスを防げる

歯科クリニックの受付を担当するスタッフは、何度も確認しながら会計の業務に携わりますが、すべてのヒューマンエラーは防げないもの

会計のときに電話がかかってきたり、患者さまから声をかけられたり、ほかの作業をしたりなど会計のミスにつながりやすい状況でスタッフは業務をしなければなりません。

そのため、スタッフは「会計を間違えたらどうしよう」「会計を間違えたら会計をすべてチェックしなければならない」というストレスを感じています。

自動精算機を導入すると、スタッフは金銭の受け渡しの作業から解放されるため、ストレスやプレッシャーから解放されます

さらに、正確な会計の提供により、患者さまから信頼してもらえるきっかけになるでしょう。

3.感染を予防できる

歯科クリニックでは、口の中を診察するために手袋やマスクなどで感染症の対策をしなければなりません。

ただし、受付の業務においては会計の業務のほかに、診察券や処方箋の受け渡しにより接触する機会が増えます

さらに、コロナ禍をきっかけに「多くの人が触れるお金にさわりたくない」といった声が聞かれるようになりました。

実際の歯科クリニックでも、このような声を聞く機会が増えました。

自動精算機を導入すると、スタッフと患者さまが金銭の授受をしなくて済むため、こういった患者さまの声にも対応できるでしょう。

4.スタッフの業務を負担軽減できる

1日に何人もの患者さまを受付けている歯科クリニックの場合は、会計にかかる時間も長くなります。

その分、スタッフの業務の負担も大きくなりやすいです。

自動精算機を歯科クリニックに導入すると、スタッフの業務の負担を軽減できます

というのも、会計にかかわるスタッフをほかの業務に回すことで、別の形で仕事ができるためです。

ただし、自動精算機による会計が普及してきているものの、自動精算機の会計に慣れない患者さまもいます。

そのため、自動精算機の操作に慣れるまでの間は、患者さまに対応するために自動精算機の近くにスタッフを配置する、もしくは操作に困っている患者さまに声をかけるスタッフを事前に決めておくと、スムーズに対応できるでしょう。

さらに、スタッフの業務によるストレスの軽減がスタッフの定着につながり、人手不足も解消するといった効果も期待できます

歯科クリニックが自動精算機を選ぶ際のポイント

次に、歯科クリニックが自動精算機を選ぶ際の以下のポイントを紹介します。

  • 電子カルテやレセプトコンピュータと連携できるか
  • 決済方法が豊富か
  • 機能が充実しているか
  • 患者さまやスタッフが使いやすいか
  • 自動精算機の価格や費用がクリニックに合っているか
  • 歯ブラシや口腔ケア用品の物販にも対応できるか

それぞれ6つのポイントを知っておき、歯科クリニックに合った自動精算機を選びましょう。

電子カルテやレセプトコンピュータと連携できるか

自動精算機が、電子カルテやレセプトコンピューターと連携できるか、導入する前に確認しましょう。

連携できると、カルテの患者さまの情報と会計の情報が紐づけられます。

わざわざスタッフが入力する必要がなくなるでしょう。

自動精算機で連携する方法は、主に以下の2つです。

  • データ連携
  • バーコード連携

データ連携では、電子カルテやレセコンと自動精算機は同じネットワークで接続します。
リアルタイムで患者さまの情報が共有できるため、スムーズに会計できるでしょう

決済方法が豊富か

現金での支払い以外にも電子マネーやクレジットカード、QRコード決済など支払いの手段が広がっています。

そのため、自動精算機の決済方法が限られている場合は、患者さまの満足度向上に悪影響をきたす恐れがあります。

さらに、利用できる紙幣の種類も確認してください。

1,000円や5,000円、10,000円などすべての紙幣に対応している機種を選べると、スタッフがお札を補充する負担が減ったり、両替に応じたりしなくても済むでしょう。

機能が充実しているか

自動精算機には、会計の業務以外にも多彩な機能があります。主に挙げられる機能は以下のとおりです。

  • 領収書や明細書の発行
  • 診察券の発行
  • 再来患者のチェックイン(受付け機能)
  • 次回の来院の予約受付け

ただし、自動精算機の機能が充実すると、価格が上がる傾向です。

そのため「歯科クリニックが自動精算機を導入する目的はなにか?」「どのような機能があると患者さまやスタッフの負担の軽減につながるのか?」などを確認することが大切です。

患者さまやスタッフが使いやすいか

自動精算機を選ぶうえで、操作性は大切です。

なぜなら、患者さまとスタッフ、双方にとって使いやすい自動精算機でなければ負担が増す可能性があるためです。

たとえば、患者さまにとって使いにくい自動精算機であれば、スタッフが何度も説明したり、操作に戸惑う患者さまがいると会計がスムーズにできなかったりするかもしれません。

歯科クリニックには高齢の患者さまも来院するため、高齢の患者さまや機械に不慣れな患者さまにとっても、簡単に操作できるものを選びましょう。

自動精算機の価格や費用が歯科クリニックに合っているか

自動精算機を導入するためには、価格や費用を検討することが大切です。

先述したように、自動精算機の価格は200~400万円台です。

購入後も、メンテナンスや保守点検などのランニングコストが費用として発生します。

これらの費用が歯科クリニックの予算と合わなければ、自動精算機の活用を続けることは難しいでしょう。

MEDIREGI」を導入すると、患者さまやスタッフの負担を軽減できるのはもちろんのこと、任のコンサルタントに相談しながら使い続けることができます

専用のサポートセンターも設置していることから、万が一の不具合やトラブルの際にも安心です。

歯ブラシや口腔ケア用品の物販にも対応できるか

歯科クリニックに自動精算機を導入する際には、物販にも対応できるかという点が重要です。

ほかの診療科のクリニックや病院とは異なり、歯科クリニックでは歯ブラシや口腔ケア用品の物販をおこなっているためです。

物販に対応できる自動精算機であれば、スタッフの手間をはぶけるでしょう

 

まとめ

自動精算機を歯科クリニックに導入するためには、購入費用の200~400万円と月5万円くらいのランニングコストがかかります。

自動精算機を導入できれば患者さまの満足度の向上に期待できます

さらに、スタッフの負担が軽減できたり「会計をミスするかもしれない」というプレッシャーを解放できたりする可能性があります。

ただし、歯科クリニックが自動精算機を導入する目的や予算を確認することが大切です。

MEDIREGI」は、自動精算機の悩みを相談しながら導入をすすめられます。ぜひ、この機会に導入を検討してみてください。

著者PROFILE

スマートクリニック事業推進室長 原拓也
スマートクリニック事業推進室長 原拓也
医療機器メーカー営業としてキャリアをスタートした後、医療ITベンチャーにて生活習慣病向けPHRサービスのプロダクトマーケティング責任者をはじめ、メルプWEB問診の事業責任者を経験。その後、クリニック専用の自動精算機・自動釣銭機の商品の企画・開発を手がけ、現在は「医療を便利にわかりやすく」をミッションにスマートクリニックの社会実装に向け同事業の企画・推進を担当。